にしやま

西山古墳

 全長190mの規模を持つ、我が国最大の前方後方墳です。かっては崇神天皇陵との説もあったほどです。墳丘上には樹木がなく、墳丘の形がよくわかります。夏場は墳丘上に雑草が生い茂りますが、冬場は雑草も少ないので墳頂から、360度の素晴らしい眺望が楽しめます。一見,前方後円墳に見えますが、よく眼を凝らして見ると1段目は前方後方形である事が判ります。何故こういう形になったのかは不明です。尚、この古墳の横に巨大横穴式石室の塚穴山古墳があるので是非ご覧ください。必見です!!

おすすめ度(☆4.0) 

★所在地:天理市杣之内町西ノ山

★墳形:前方後方墳(全長190m、後方部一辺90m、前方部幅87m、高さ約19m)。前方部をほぼ西に向ける。埴輪、葺石あり。3段築成で周濠あり(一部残存)3段築成で1段目は前方後方形、2段目からは前方後円形という珍しい墳形です。

★埋葬施設:未調査ですが、戦時中に対空砲陣地が、後円部頂に造られた時に大阪芝山安山岩の板石が見つかっており、竪穴式石室と思われます。

★出土遺物:鏡片、管玉、石製鏃、刀剣片、周濠から車輪石、古墳の外堤から埴輪棺、石棺墓が出土。

★築造年代:4世紀後半

★発掘調査:未

★被葬者:不明 (大和王権を構成した東国と関係を持った人物の可能性あり)

★奈良ソムリエ検定テキスト掲載古墳

 

【参考文献】

・天理の古墳100(天理市教育委員会) 

・山の辺の道の遺跡を訪ねて(天理市教育委員会) 

・大和の古墳Ⅰ 奈良盆地東南部の古墳(置田雅和氏)

・大和の古墳を歩く(森下恵介 氏)

 

行き方