かわいしろやま

川合城山古墳

  大塚山古墳群として国史跡となっています。この古墳の特徴としては、周濠が二重の可能性があり、このクラスで二重濠は大和では珍しいかもしれません。確認のため、後円部の二重目の外堤と思われる所から観察しましたが、確かに二重の周濠に見えるので是非観察を。以前は楽に墳丘にも上れたのですが、2021年の再訪時には、季節によるのかも知れませんが、雑草が生い茂り、とても上れる状態ではありませんでした。

おすすめ度(☆3.5) 

★所在地:北葛城郡河合町川合

★墳形:前方後円墳(全長109m、後円部径60m 、高さ10m 、前方部幅73m 、高さ10m )周濠あり(二重の周濠の可能性あり)前方部を南に向ける。

★埋葬施設:不明

★出土遺物:円筒埴輪、土師器、瓦器

★築造年代:6世紀前半

★発掘調査:部分的な調査のみで埋葬部は未。

★被葬者:不明

 

【参考文献】

・ヤマト王権と葛城氏(近つ飛鳥博物館)

・大和の古墳Ⅰ 馬見丘陵の古墳(吉村公男氏)

・大和葛城の大古墳群 馬見古墳群(河上邦彦氏) 

行き方