なべづか

鍋塚古墳

 竹内街道に直交する山麓線(御所香芝線)の当麻イートピアと竹内の中間あたりにあるこの地域としては大型の円墳です。1978年に一部調査が行われ周濠の痕跡が確認され朝顔形埴輪片、鰭つき円筒埴輪片が採集され、この遺物から築造は5世紀前半で、この地域で最初に作られた古墳と判りました。墳丘は各所で土取りで改変され一部の墳丘は崩れかかり墳丘の現状高さは3m程度で簡単に墳頂に登り観察する事が出来ますが特に見所はありません。

おすすめ度(☆3.0)   

★所在地:葛城市竹内

★墳形:円墳(径46m)周濠の痕跡あり。埴輪あり

★埋葬施設:不明

★出土遺物:朝顔形埴輪片、鰭つき円筒埴輪片

★築造年代:5世紀前半

★発掘調査:1978年に一部調査

★被葬者:不明

 

(参考文献)

・発掘 葛城山麓の古墳(葛城市歴史博物館) 

 

行き方