にのせいけ

二ノ瀬池古墳

 山之辺の道から東に約500mの標高149mの地点にある古墳でオーヤマト古墳群に含まれます。二ノ瀬池の周辺は奈良県の「まほろば眺望スポット百選」にも選ばれている素晴らしい景観の地です。この日はあいにくのお天気、それでも、眼下に西殿塚古墳などが一望でき、なかなか見応えがありました。古墳そのものは本格的な調査が行われていない為、実態は不明で「前方後円墳集成」には横穴式石室?とありますが何をもってそうしているのかわかりません。墳丘は大きく削平、改変され南側から見ると僅かに後円部かな?と窺い知る事が出来る程度です。現在、墳丘内は果樹園となっています。

おすすめ度(☆3.0)周囲の景観を含めてです。 

★所在地:天理市萱生町大仏芝ノ内

★墳形:前方後円墳(前方部を北方向に向ける)全長は約44m、後円部高3m、前方部高3m

★埋葬施設:横穴式石室?

★出土遺物:不明

★築造年代:不明

★調査:1987年実査のみ

★被葬者:?

 

【参考文献】

・天理の古墳100(天理市教育委員会)

・  「前方後円墳集成」

 

行き方