西山塚古墳のクビレ部のあたりにある道を東に向かって進むと、右手に菅原神社が見えてきます。この神社の拝殿の奥が空路宮山古墳です。文献らしきものが無いので実体が良くわかりません。元々は100m前後の前方後円墳だったそうですが、前方部が削平され境内の一部と化し今は円墳にしか見えません。埋葬施設は横穴式石室で、以前は開口していたとの事ですが、今は見れなくなっています。念のため墳丘に登ってチェックしましたが、それらしき場所は見つけられませんでした。古墳のそばには古墳供養塔が建てられており、破壊した時に心が痛む住民が建てたのでしょうか?
★所在地:天理市萱生町堂ノ前
★墳形:前方後円墳、全長復元長100m(現状45m)前方部を西に向ける。
★埋葬施設:横穴式石室
★出土遺物:不明
★築造年代:古墳時代後期
★発掘調査:未
★被葬者:不明
【参考文献】
・天理の古墳100(天理市教育委員会)
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