ばくちやま

馬口山古墳

 大和神社の参道の北に位置する前方後円墳。東側の墳丘上の一部に民家が建ち、墳丘の変形が著しい古墳で、トップの写真(西側から撮影)からは想像出来ないほど東側の墳丘は改変されています。発掘調査が行われてないので詳細は不明ですが、墳丘上で採集された特殊土器の破片から、3世紀後半の古墳と推定されています。

おすすめ度(☆3.5)

★所在地:天理市兵庫町

★墳形:前方後円墳(全長110m、後方部径62m、 高さ約111m、前方部幅52m、高さ6m)で前方部を南に向ける。クビレ部を縦断する農道あり。周濠の名残と思われる池が南と東南部にあり。葺石、埴輪あり

★埋葬施設:後円部で板石が採集できる事から竪穴式石室の可能性有。

★出土遺物:特殊器台土器、特殊壺形土器

★築造年代:3世紀後半?

★発掘調査:未

★被葬者:?

 

【参考文献】

・天理の古墳100(天理市教育委員会) 

・山の辺の道の遺跡を訪ねて(天理市教育委員会) 

 

行き方